うさぎの繁殖力
うさぎは繁殖力が高く、次のような特徴があります。
- 妊娠率が高い:1回の交尾で妊娠する確率は99%近くです。
- 出産回数が多い:1年に6~8回ほど出産でき、1回の出産で1~8匹の子うさぎが生まれます。
- 繁殖期が決まっていない:一年中いつでも交尾・出産が可能です。
- 性成熟が早い:メスは生後約4ヶ月、オスは生後約7ヶ月で性成熟を迎えます。小型のうさぎの方が早く性成熟を迎えます。
うさぎは交尾排卵動物で、交尾刺激により排卵します。そのため、去勢・避妊をしていない雄と雌を一緒にすると、ほんの少しの間であっても妊娠してしまう可能性があります。室内で雄と雌を放し飼いしていると、無秩序に増え続けてしまう可能性があります。
うさぎの繁殖力が高いのは、野生下では弱い立場にあるため、1匹でも多く生き残るために、なるべくたくさんの子孫を残したいという本能が関係しています。
うさぎを二羽以上飼う場合には、必ず避妊手術をすることをお勧めします。
一度の妊娠で、8匹近く産むこともありますので、多頭飼育崩壊に繋がりかねません。
